まず、確定申告とは、自営業などの個人事業主やフリーランスなどが１月～１２月までの１年間の稼いだお金をもとに納めるべき所得税を自身で計算して、翌年２月１６日～３月１５日までに税務署に申告・納付するものです。今では、e-Taxが主流ですね。
一方、年末調整は、会社員やアルバイトなどの給与所得者の確定申告版です。会社は従業員の年末調整を行う義務があります。世の中に大勢いる給与所得者がそれぞれ確定申告するとなったら、税務署は大変ですからね。確定申告書の記入は非常にややこしいです。というより、敢えてややこしく作られています。そのため、記入方法や納付方法などの問い合わせが税務署に殺到し、収集つかなくなることでしょう。それに、自己申告なので、申告内容が間違っていたら、修正申告しなくてはなりませんから。
会社員は、会社が代わりに行ってくれる年末調整のみで手間いらず、なのですが、副業やFX、仮想通貨などで稼いでいる方は年末調整とは別に確定申告を行って、追加で納税する必要があります。
